【出産レポNo.68】破水から始まり緊急帝王切開になりました。

スポンサーリンク




私の初めての妊娠は29歳の時でした。
結婚はする予定でいたもののまだ婚姻届は出しておらず世間でいうできちゃった婚でした。東京に生まれ住んでいましたが旦那の実家の沖縄に嫁ぐことになり、妊娠6ヶ月で仕事を退職し沖縄へ。

里帰り出産を希望しており、妊娠9ヶ月で東京に戻りました。
出産までの時間、友達と会ったり出かけたりとゆっくりとした時間を楽しんでいましたが、妊娠36週3日の夕方、うたた寝から起きた際に尿もれのような暖かさを感じトイレに行った所、透明で少し暖かい水がドバッと出ました。これは破水に違いないと思い、慌てて病院に電話したところ、入院の準備をして即病院に来てくださいとの事でした。

実家にいたので母に車を出してもらい、病院に到着、受付ですぐに念のためとの事で車椅子に乗り換え、分娩準備室へ。
子宮口はまだ1センチ程しか開いていないが、破水があったので赤ちゃんに感染症の恐れがあるので今日明日中の出産になりますと言われました。

まだ生産期にも入っていなかったのでとても焦りましたが電話で伝えた沖縄にいる旦那がとんでもなく焦っていたので逆に自分は冷静になれました。
その日は初めての入院への緊張や出産への不安でなかなか寝付けなかったことを覚えています。

翌日は、子宮口の開き具合をみるものの全く開いておらず、ラミナリアという器具を入れ開くということになりました。これがとても痛く、入った後もずっと違和感がありました。これは、24時間つけることになり翌日のお昼までつけましたがそれでも子宮口は5センチまでしか開きませんでした。

その為、陣痛促進剤を打ち子宮口の広がりが進むのを待つことに。陣痛の痛みは、お腹を思いっきりギューと握られているような感じで陣痛の度にうーっと歯を食いしばって耐える感じでした。だんだんと痛みが強くなり、陣痛の間隔も5分おきほどになってきましたが、ここで赤ちゃんの心拍が陣痛の度に落ちていて、このまま出産をすすめると赤ちゃんが危険な可能性があるかもと言われ、緊急帝王切開をすることになりました。
一通りの説明を受け、帝王切開の手術に合意する旨のサインを書き、着替えをして手術室へ。

帝王切開は手術になる為、母は立会うことはできず手術室前で待つことになりました。
私は手術室へ入る前に、帝王切開への不安と、赤ちゃんを早くに産むことになってしまった自分へのふがいなさや色んな感情が湧き上がり号泣してしまいました。

看護師さんや母が落ち着かせてくれ、なんとか手術室へ。
手術は半身麻酔の為、足や下半身の間隔はないのに先生たちの話している声が聞こえるのでとても不思議な感覚でした。ずっと緊張していて、時間が経つのがとても遅く感じましたが多分10分程で「赤ちゃん産まれますよ」と声をかけられ、赤ちゃんの産声が。赤ちゃんの顔を見せてもらった時には、とても小さくてとても可愛い我が子の姿に涙が止まりませんでした。

早く産まれ小さかったので、保育器に入れないといけないとの事ですぐに赤ちゃんは連れていかれました。私は赤ちゃんが無事に生まれた安堵からかその後は手術終了まで眠ってしまいました。赤ちゃんは36週5日で、身長47.6センチ体重2.068グラムで生まれました。先生の説明によると、赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていたので陣痛の度に心拍が落ちていたんだねとのことでした。

早くに生んでしまったことを自分のせいだと責めていた私に、苦しいから早く出して欲しいっていうサインを赤ちゃんが出してくれての出産だったのだから、お母さんは何も悪いことなんかなかったんだよと看護師さんや先生に言われとても気持ちが救われました。

母がとても安産で兄、私、妹を生んでいたのでなんとなく私も安産なんだろうなと思っていたので、今回破水や緊急帝王切開といった出産になり、妊娠、出産には本当に絶対という事はないのだなと感じました。赤ちゃんは少し早く生まれましたが、他の子より少し小柄なだけで特に発達に問題もなく育ってくれています。

普通分娩でなく帝王切開で赤ちゃんを産むと愛情をもてないなんて話も聞きますが絶対にそんな事はありません。辛い思いをしたからこそ、なによりも愛おしく大切に感じます。これから出産される方、どんなに辛かったり苦しくても赤ちゃんに会える喜びの為には我慢できると思って頑張って下さい。