【出産レポNo.13】無事に生まれてくれたことが嬉しくて涙を流しました

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私が初めて出産したのは25歳の時でした。最近は晩婚化といわれているように、周りには結婚する友人がちらほら増えてはいたものの、妊娠の話はあまり聞きませんでした。そのため、あまり周りからの出産エピソードを聞くこともなく、まったりと過ごしていました。

しかし、妊娠22週の時に初めて出血を経験しました。その出血はどこからのものか原因は分からず、結局そのまま入院となってしまいました。抗生剤と張り止めを点滴してもらいましたが、症状が治まったのは一時的でした。入退院を2度ほど繰り返し、結局31週のときにかかりつけの病院から保育器のある大きな病院へ救急搬送され、緊急帝王切開で出産することが決まりました。

微弱陣痛があり、赤ちゃんの呼吸が苦しくなっているから、なるべく早く出してあげた方が良いとの判断でした。幸い、夫の勤め先が病院から近く、帝王切開の準備をしている最中に駆けつけてくれました。手術の同意書はほとんど夫がサインをしてくれました。不安よりも赤ちゃんを早く助けてあげたいという気持ちが強く、とても冷静でいたのですが、看護師さんの方が慌てていたのか、点滴を行うための注射針を右手にしなければいけないのに左手にしてしまってやり直されるなんていうハプニングもありました。

手術はとても和やかに行われ、テレビで見ていたような緊張した空気感ではなく驚きました。おかげで、赤ちゃんも元気にうんぎゃーと泣いてくれて、生まれる瞬間をきちんと目に焼き付けることができました。すぐに保育器に入った赤ちゃんでしたが、手術台の上から動けない私のために横に連れてきて見せてくれたり、ケアがすごく充実していました。

無事に生まれてくれたことが嬉しくて嬉しくて、ずっと涙を流していました。救急車で運ばれたときも、手術室にいるときもずっと隣に助産師さんがついてくれていて、涙を拭いてくれていました。夫も手術室からNICUに移動する際に赤ちゃんを目にすることができ、ひとり涙したそうです。私が手術室から出るときにもすぐに駆け寄ってきてくれて、とても心強かったのを覚えています。

それから、約2ヶ月赤ちゃんだけが入院していましたが、思い返すとあっという間の日々でした。その間に入院と出産でボロボロだった私の体も回復し、赤ちゃんの服等も揃えることができました。毎日通わなければならないとも、毎日通わなくてもいいよとも言われませんでしたが、結局一日も欠かさずに病院に通っていました。

今ではすっかり大きくなり、隣でキャッキャと笑顔を見せてくれています。あの日々があったからこそ、どんなに眠い時の授乳でも、どんなに泣かれても頑張れている自分がいるのかもしれません。