【出産レポNo.29】大雪のため予約していた陣痛タクシーが使えなかった!

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私が初めて出産をしたのは30歳の時でした。子供が産まれたのは39週0日、予定日よりも1週間早くのことでした。初めての出産は予定日より遅れる事が多いと周りから言われていましたし、出産の2日前に受けた妊婦検診でも「まだまだ産まれそうにない」「予定日を過ぎるかもね」と言われていたため、私自身も遅れるものだと思っていました。

先生に「もっと歩いて!!出来るだけ動きなさい!!」と言われていたため、検診の帰り、普段はバスに乗るところを自宅まで歩いて帰ることにしました。
その途中、お腹が張って痛くなって近くのカフェで休憩。トイレに行くと出血していました。

後から思うと、おしるしだったのかなという気がしますが、その時は「内診の影響かな。まだまだと言われたからおしるしでは無いな。」といったようにしか思わず、最後の一人の時間をどう過ごそうかばかり考えていました。

その後、夜になって寝ていたら何度も痛みで目が覚めてしまい、ほとんど眠る事が出来ませんでした。翌朝はいつも通り散歩に出かけたのですが、すぐに息切れしてしんどい状態だったので、家に戻って寝ることにしました。この日に限って里帰り先の実家の家族は全員用事があり、夜まで一人きり。

昼ごはん、晩ごはんともに用意をする気力も食欲も無かったため、食べることなくゴロゴロして過ごしていました。定期的にお腹が張っている気がしたのですが、前日にまだ産まれそうにないと言われていたため、これは前駆陣痛だと思っていました。

夜の8時過ぎに母が帰宅したのですが、外はまさかの大雪で雪が薄っすらと積もり始めている状況でした。実家の辺りは雪が積もることは、10年に1度くらいのこと。「こんな時に陣痛が来たら大変だね」と笑っていたのですが、お腹の痛みがドンドンと増していくので、間隔を計ってみると6分おきのペース。慌てて病院に電話をすると、準備が出来たらすぐに来てくださいと言われました。

母は車の運転が出来ず、運転の出来る父と弟はいつ帰ってくるかわからない状況だったためタクシーを呼ぶことにしました。こんな時のために陣痛タクシーを予約しておいたのですが、電話をすると、すぐには配車できない状況だと言われてしまいました。病院まで2キロほどなので最悪の場合は歩いて行くしかないのか?と考えていたところに弟が帰宅。病院まで連れて行ってもらうことが出来ました。

病院に着いて、子宮口を確認してもらうと約5センチだったので、そのまま入院。陣痛室へと案内されました。「翌朝までには産まれるでしょう」と言われたので、主人に連絡。その日の最終の新幹線には間に合わなかったので、翌朝に来てもらうことになりました。

その夜は母が付き添ってくれました。陣痛はとてつもない痛みだと思っていたのですが、普通に我慢出来る痛さだったので本当に産まれるのか?と思っていました。痛みは我慢できたのですが、尿意を催してトイレに行っても出ないという状況が続いたのが辛く、しんどかったため導尿してもらうことになりました。してもらった直後は楽になるのですが、すぐに同じ状況になってしまうため眠ることが出来ませんでした。

朝までには産まれると言われていたのに、朝になっても産まれず。「主人の到着とどちらが先かな?」「パパを待ってるのかな?」などと助産師さんと談笑する余裕があるほどでした。分娩室に移動することになった時も、余裕で歩いて向かうことが出来ました。

分娩台に上がってすぐに主人が到着。安心したのか、急に痛みが増して来ました。しかし、なかなか破水せず時間だけが過ぎていったため、人工破水をすることになりました。破水後は今までとは比べ物にならないほどの痛みに襲われましたが、なかなか産まれて来てくれず時間がかかりました。

まともに眠れない日が続いていたため、最後の方は痛みよりも眠気の方がつらく、起きていることに必死。寝ないように顔を叩いてくれと主人にお願いしたほどでした。朝までには産まれていると言われていたのに、実際に産まれたのは昼過ぎでした。

わが子との対面はとても感動的でしたが、これでようやく寝られるという喜びもありました。とても辛く大変な出産でしたが、分娩室から入院する部屋までの移動でスタスタと1人で歩けたため助産師さんたちに驚かれました。病室から久々に外の景色を見ると、一面の銀世界で驚きました。こんな日だったにも関わらず、無事に病院に着けて、主人も立ち会うことが出来て本当に良かったです。