【出産レポNo.61】10センチの子宮筋腫があっても自然分娩で出産できました

スポンサーリンク




私が長男を出産したのは29歳11ヶ月の時です。ほぼ30歳ですが。当時私の子宮には、産道を塞ぐような場所に10センチ大の子宮筋腫がありました。通常の分娩にしても帝王切開するにしても難しいことは妊娠8ヶ月頃に告知がありました。結果としては、様々な奇跡が重なり、息子は自然に普通分娩で生まれてきてくれました。

妊娠36週の妊婦検診から帰ってきた後、洗濯物を取り入れたりしていると、息が止まりそうなくらいお腹の中からギュッと圧をかけられた感覚に襲われました。痛いけどまあ我慢できるし、程度だったので前駆陣痛だとは気づきませんでした。それからも我慢できるけど痛い、というか苦しい感覚はどんどん短い間隔で襲ってきました。私は主人の両親と同居しているので、私の様子に焦ったのでしょう、主人がお姑さんを呼びにいき、とりあえず病院に連絡してみて、という話に落ち着きました。

私は私で痛いけどまだ我慢できるし、病院に行って追い返されたらどうするの!と思っていましたが病院に電話をしたときにはすでに10分間隔になっていました。むしろ、子供が小さめだったので病院に着くまでに生まれちゃうかもしれないので急いで来てくださいとまで言われてしまいました。いつでも入院できるように病院から用意をするようにいわれていたものは準備していたのですぐに車に乗って向かいました。

病院に向かう途中で嘔吐が始まりました。私は気が回らなかったのですが、お姑さんがビニール袋を用意してくれていたので本当に助かりました。病院について触診したところ、子宮口は3センチ位しか開いていなかったので、「明日の朝くらいには赤ちゃんに会えるかな」と助産師さんに言われたのを覚えています。その時の時間は21時。その頃は嘔吐と下痢のコンボのほうが陣痛より辛かったです。出血もだいぶしていたので夜用のナプキンをお姑さんに急いで買ってきて貰いました。

長くなるであろうお産を思って、食べやすいパンと飲み物も買ってきてくれました。今思うとお姑さんに相当助けられたお産でした。まだまだ生まれなさそうということでお姑さんと空気のような主人は22時頃に帰りました。が、23時になるとついに我慢ができない程の痛みが襲ってきました。これが陣痛!とはっきり分かる痛みでした。人って痛みの限界を超えると勝手に声が出てしまうんだなあ、とぼんやり思いました。

30分ほど耐えてから助産師さんに我慢できないです、と伝えましたが、「でもまだ7センチしか開いていないから」と帰られてしまいました。これから朝までこの痛みと戦うのか、一人で!と絶望したのを今思い出しました。1時間耐えて0時半、さすがに無理です!と訴えましたが、「さっき7センチだったからねぇ」と触診すら渋られ。「いきみたいの?」と言われてもいきむ感じが分からない。

「分からないですけどお腹に力が入ってしまいます!!」と言ったあたりで破水。助産師さんもやばいと思ったんでしょうね。すぐに隣の分娩室に行くことになり、分娩台に乗って触診したところ、全開。主人もお姑さんも帰ったし、私はこの子を一人で生むんだ!生んでやる!!と覚悟を決めました。

もうすぐ生まれそう、というところで「ご主人さんが廊下にいますよ」と告げられた時には「いや、もう一人で生むし!」という気持ちでした。そのおかげか分娩台に乗って30分でつるりと生まれてきました。子供は低体重児だったので、抱っこすることもできずそのまま新生児医療センターに連れて行かれました。

低体重児ではありましたが、出産後10日で退院できましたし、最悪の場合、子宮がなくなることも覚悟してください、とまで言われたお産でしたが、無事に安産で済みました。