【出産レポNo.59】帝王切開はお母さんとしての立派な仕事!生まれてくれて感謝です。

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私が初めて出産したのは、26歳の時です。妊婦健診では特に異常はなかったのですが、27週からずっと逆子が治りませんでした。普通分娩を望んでいたので、毎日必死で逆子体操をしていましたが治らず、帝王切開の日が決まりました。しかし、手術前日でも治る可能性はあると聞いていたので、前日まで諦めずに体操を続けました。それでも治らなかったので、38週6日で帝王切開を受けました。

当日入院だったので、当日の朝、夫と一緒に病院へ行き入院しました。手術が怖くて不安いっぱいでしたが、数時間後には赤ちゃんに会える楽しみもありました。
産院には、病院で指定された入院グッズと、安産のお守りを持って行きました。また、里帰り出産だったので、夫に書いて渡せるように、市に提出する書類も持って行きました。

入院直前に、最終エコーで逆子が治っていないことを確認し、入院となりました。その後、着々と手術の準備が進められ、どんどん不安になっていきました。手術前にNSTをとったり、シャワーをしたりしている時は、大きいお腹もあと数時間なんだとしみじみ過ごしました。

帝王切開は立ち合いはできず、隣の控室で夫と母が待ってくれていました。手術室に入る時、すごく不安が押し寄せてきました。麻酔をしたり準備が進められ、お腹を切り始めて15分くらいで、赤ちゃんが出てきました。下半身麻酔のため、意識はありますし、お腹を触られている感覚もわかるので、少し気持ち悪くなったりもしました。

赤ちゃんが出てきた瞬間の気持ちは簡単に言葉で表すことができない程のものでした。涙が溢れて止まりませんでした。私が赤ちゃんの姿を見ることができたのは、赤ちゃんの処置が終わってからでした。また、手術当日は寝たきりで動けず、次の日からも傷の痛みに苦しみ、自分が思うように動けなかったり、泣いている赤ちゃんをすぐに抱き上げることができないことに、もどかしさや虚しさを感じることもありました。

しかし、痛くてなかなか動けなくても、授乳のために助産師さんが赤ちゃんを部屋に連れてきてくれると、一人でいる時とは違って痛みを忘れられているような気がしました。母は強し。とはこういうことを言うのかなと実感した瞬間でした。
一度帝王切開をすると、次に自然分娩をすることはリスクがあると言われます。リスクを負ってまで、自然分娩を選択するようなことはしないと思いますが、やっぱり、自然分娩で赤ちゃんを産みたかった。という思いは今でもあります。

陣痛のつらさは経験していないのでわかりませんが、お腹を切って産む方が楽だと言われた時、私は悔しくてなりませんでした。しかし、「お腹を切って痛い思いをして産んだ子供のために、自分の体にメスを入れたお母さんとしてすごく立派な仕事をしたんだよ」と助産師さんに言ってもらい、赤ちゃんが無事に産まれてきてくれたことに心から感謝しようと思いました。